打楽器奏者という単語は全ての打楽器の演奏者を意味するが、大抵の場合はクラシックやラテン系打楽器の演奏者を指して使用される。理想的に言えば、スタジオ・ドラマーはどのようなジャンルでも演奏出来る事が求められる。スタジオでは、ドラマーは大抵一言二言でスタイルを説明した音楽シートを渡される。この基本的な情報から、熟練したドラマーは曲の感触と
グルーヴを理解する。著名なスタジオドラマーはいかなる音楽スタイルであろうとも適応する事が知られている。
戦時においてドラマーの働きが無くなって久しいが、式典での役割はまだ残っている。通常、中隊に所属しているラッパ奏者とドラマー(大抵はどちらか一つが所属している)は、サージェント・ドラマーの下に集まって、連隊か大隊のバンドと共に交互に行進曲を演奏する。
ヨーロッパ(およびその植民地)と同様以上に、軍隊音楽は東洋での伝統として確立されていた。13世紀後半、
オスマン1世がトルコ軍のビザンチンとの国境司令官に任命された時、彼はセルジューク・サルタンによる楽器の移譲によって象徴的な就任をした。
オスマン帝国では最高司令官の地位が軍楽団の規模に反映されていた。最も大きい物はサルタン(すなわち、高官が戦地へ行く時)のために確保された。様々な打楽器を含み、トルコの一般的な風習として始まり、そしてそれはウィーン包囲の後、ヨーロッパの軍隊音楽に(特にトルコの兵隊と関係があったわけではなかったが「トルコ兵の音楽」として)広く採用されるようになっていった。いくつかの言語において、
バスドラムは今もなお「トルキッシュ・ドラム」として知られている。
手首(ジャンル等によっては足首も)を激しく動かすことから、腱鞘炎になりやすいといわれている。また、長時間椅子に座ることから、椎間板ヘルニアなど、腰を痛めることが多いとされている。