心理的利己主義(psychological egoism)は、「人間の行為は自分自身の利害(self-interest)に
現に常に動機付けられて
いる」とする見解。「人間の
本性(心理)は
快楽主義(
幸福主義)であろう」との想定である。(心理的)
利他主義と対比される。経済学の理論などで想定される(架空の)「自己の利益(self-interset)のみに
常に関心を持つ "合理的" 経済人」は、この心理的利己主義者に当たる。倫理的利己主義とは異なった説明である。
ただし実際には、社会に利益をもたらせば、めぐりめぐって自分の利益として戻ってくることが多く、また自身の利己的な行動が周囲の行動へと伝染し、他者の利己的な行動を誘発し、めぐりめぐって自己の不利益ともなるので、利己主義(者)であっても、左記を理解し長期的な合理性を考慮し行動をする者に限定すれば、結果は(ある程度)利他的になるとも考えられている。