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明治22年(
1889年)
9月:
香川県大内郡南野村(現在の
東かがわ市南野)に
婿養子の父・貞吉(
三好氏) 母・きくの次男として生まれる。南原家は母・きくの何代か前の甚左衛門が同村南野小井楠家より分家、
屋号岸野屋と称し製糖業を営む。祖父・松蔵は
組頭役を務めたが母・きくの幼時にいたり家運傾き和裁の師匠をして生計を立てる。
明治の初めまで
姓を楠と称したが
本家とともに南原(訓はみなみはら。のち、なんばらとなる)と改め、
婿養子を迎えた。しかし、繁の幼少時に最初の婿養子であった実父が出奔、母は2歳の繁を
戸主として届け出る。