昭和天皇は、第124代天皇である
[世数は皇統譜による。]。
神話上の天皇を除くと、歴代
天皇の中で在位期間が最も長く(約62年)、最も長寿(87歳)であった。
大日本帝国憲法の下では「國ノ元首ニシテ統治權ヲ總攬」する立憲君主制の天皇として、軍事・外交政策にはしばしば独自の判断を示し、終戦の国策決定に深く関与した。
1947年(昭和22年)に施行された
日本国憲法の下では、「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」である天皇として、「国政に関する権能を有しない」ものとされたが、占領期には
GHQ総司令官ダグラス・マッカーサーとの会見などにより、独自の政治的影響力を保持した。主権回復後には、新たな天皇像を作り上げ、精力的に皇室外交を行った。また、天皇としての公務の傍ら
ヒドロ虫(ヒドロゾア)・
変形菌(粘菌)などを研究し、
生物学研究者としての業績もあげた。